ひとりきりで・・・
風の冷たさに、
さよならの後悔がつのる
どこまで巻き戻したら
君の笑顔に会えるだろう
コンクリートを駆け抜ける
君を見送ったあの日まで
はじめて握りしめた、手が暖かく
わざと駅の階段ゆっくり降りた
あれから何度も・・・
君のため、言葉を飲み込んだ
僕は、強くなんてない
吐く息の白さに、
君の存在の大きさを知る
どこまで巻き戻したら
君の髪にふれられるだろう
コンクリートに響き渡る
靴音、見送ったあの日まで
はじめて抱き寄せた、肩が細く
余計に、強がる君が「いとしく」思えた
あれから何度も・・・
僕のため、夢を詰め込んだ
僕は、わすれてない
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